好きなもの紹介７日目：運動

生まれながらの超絶運動音痴です。

幼稚園からずっと体育が大嫌いでした。かけっこをやれば最下位、球技をやれば仲間に迷惑をかける。笑われるんですね小学生とかって率直だから。あといやがられる。幼稚園とかのお母様がたも残酷ですよ。なんもわからないだろうって、最下位のわたしをぎんがちゃんはいつも遅くても楽しそうでいいわね、なんて笑うんです。わかっちゃうんだよ若干バカにされてるの。幼いながらに傷つくんだから、世のお母さんたちは気を付けてくださいね。

ああ、勉強できてもたいしてほめられないけど、体育できたらヒーローじゃないですか、世の理不尽を嘆いておりました。

まあ、そんなかんじで体育が嫌いになって、体育=運動なとこあったから運動を避け続けてさらに運動音痴に成長を続けました。

でも大学生のときに、自転車に出会いました。わゆるロードバイクというやつです。別にレースに出てやろうとかそういうわけじゃなく、もっぱら観光とちょっと遠くの美味しいご飯やさんを食べに行くためのツールに使っていました。この目的を達成するためには、速さも巧さもたいして必要じゃないんです。風景を楽しめればいい、美味しいご飯やがやってる時間にたどりつければいいんです。気が楽。まあでもロードバイクに50kmも乗ればまあまあの運動ですよね、スピードでて楽しかったり、心地よい疲れがあったり。ここで、あ、私はからだ動かすこと嫌いじゃなかったんだ、体育が嫌いだったんだっていう気付きが生まれました。いまでも人の目があるところでなにか運動するのは苦手ですが、暗闇エクササイズとか、三本ローラーとか、やりようは色々ありますね。気の合う人たちとツーリングとかも。もっと体育の授業とかもそういうのやればいいのに。

勿体ないことしてたなあ。体動かしとくんだった。